243827 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

お天気主婦の開運生活術

お天気主婦の開運生活術

貧乏な時は、ろくな出会いは無いと知る

身も蓋もないってこのことですよね。
貧乏な時は、ろくな出会いは無い
私はそんな風に感じました。

私の場合は、まず新興宗教に誘われましたねぇ。
なんとか救われたい一心でしたが
その宗教のエライ人に
夫とは、離婚したほうがいいって言われて
いや、離婚しても大変でしょ!?
と反射的に思い、おやー?となっていた時に
救いがあるから大丈夫
という言葉に、え?それって救いなの?となりながらも
入信するってなったら
もうこれは、感覚的なものですが
妙な悪寒というのか、怖いっていうのか
一刻も早くこの場から離れたい
となり、入信しているのかもしれないけど
とにかく極力その宗教とは接点を持つまい!
と決めて早10年ぐらいですかね。
これが、もしかしたら素晴らしい出会いだったかもしれないけど
今となったら、
新興宗教なんてなくても、自分で救われる
と思っているので、私の判断に後悔は無いです。

どん底の時の宗教の誘いってありがちだけど
多分、救いにはならない
今の私はそう思っています。
結局、自分が
「生きているだけでありがたい」
と心から思えないかぎり、救われないもの。
そこに宗教なんて必要無い。
逆に宗教をはさむとわかりにくくなって遠回りじゃないかな
そんな風に今は思っています。

あと、借金を背負って起業して早々
取引先からの資金回収が出来なくてさらに貧乏にもなりました。
貧乏から超貧乏へ。
貧乏になって、早く借金を返さないと
そんな焦りから
目先の利益に飛びついて失敗した典型です。
息をするだけで45万円の支払いがあるという
まさしくどん底に落ちました。

自分の能力を客観的に判断し
「会社を経営すること」
ということに真摯に向き合っていれば避けられましたね。
借金が出来た理由について
自分も悪かった
そんな風にはかけらも思う事の無かった時です。

なんというか
貧乏だけじゃないけど
どん底に落ちる時というのは
「周囲に感謝の無い時」
だと思います。
もしくは
「自分だけが頑張っている」
「自分だけが不幸だ」
という自分よがりの時。
失敗の理由を
他人のせいにしている時。
私の場合だと
夫が全部悪い
と思っていましたねぇ。

落ちるときには、基本にそんな問題を抱えています。
それに気が付かずにいると
うまい話にのってしまい
結局さらにどん底に落ちます。
我が家は、これの典型です。

貧乏時はうまい話などありません。
楽な方法なんて無いのです。
楽な方法はありませんが
目の前の事に一生懸命になっていると
思わないところから小さな
「ちょうどいい話」
が入ってきます。
そして、そのちょうどいい話が仕事につながり
その仕事を頑張っていると
その仕事から別の仕事につながりと
どんどんつながって仕事になっています。

今思い返すと、貧乏になった理由は
自分にあった
そう思っています。
能力であったり、視野の狭さだったり。
だからこそ
ろくな出会いはないだろうな
そんな風に感じるし
貧乏になって当然だった
そんな風にも思います。

そんな風に客観的に過去の自分の未熟さに気が付くと
周囲にもチラホラ、まるで過去の自分を見ているような人がいます。
これは、色々大変だろうなと思っていると
やっぱり大変になっていますね。

じゃあ、助けるのかというと
助けないです。
過去の自分に聞く耳が無かったように
助けても聞く耳はないだろうなって
行動から透けて見えるからです。
本当にどん底に落ちたら助けるでしょうが
大事な事に気づけないようでは、繰り返すし
変な逆恨みを買うだけでしょうしねぇ。
自分が馬鹿だったと自ら気が付かないかぎり、行動は変えられない。
私はそう思っているので。
私は聖人君子ではないし
未熟者だから、
人を助けるだけの力もまだまだ無いので
仕方の無い事です。
こういう思考に行き着くのも
私が「凡人」だと思う理由です。

そんな過去の自分と今の自分の視点を比べると
貧乏になったり、どん底に落ちた時に、
本当に助ける力のある人は、助ける価値があるかを見ている
そんな風に感じます。
そして、悲しいかな
どん底におちた時には、自分の何が悪かったのか気づいていない人が多い
だから、
声をかけてくるのは、自分と同じような人ばかり。

宗教においては(偏見だったら申し訳ないですが)
不幸になって、落ちてくる人を待っている。
お布施という名の「お金」をとる為です。
仕事においては
能力が足りない部分を
心地いい言葉でごまかし
いいように利用するため。
私が「ろくな出会いは無い」と思う理由です。

本当に「良い出会い」というのは
出会っていても気が付けない自分の未熟さかもしれません。
だから、気づける自分になるために
周囲に感謝をしながら、謙虚に出来る事をする
それだけしかありません。
「助ける価値のある自分になる」
どん底におちると、結局そこに行き着きます。
(2021.10.07加筆修正)


© Rakuten Group, Inc.